秩父札所34観音霊場は、秩父地域に点在する34のお寺やお堂からなり、西国33ヶ所、坂東33ヶ所とともに日本百観音霊場に数えられます。
静寂な山村と、特有な自然の風光を背景に、ある時は山路をたどり谷を渡り、また野づらを横切って歩く巡礼の旅は快適です。

| 午歳総開帳期間 | 令和8年(2026年)3月18日~11月30日 |
秩父地域(秩父市・横瀬町・小鹿野町・皆野町)に点在する観世音菩薩(観音)を祀った34の寺院からなる観音霊場です。札所1番から札所34番まで一巡約100kmの巡礼道となり、美しい自然の山路と素朴な街並みを辿る巡礼は、秩父札所ならではの風景といえます。
かつての巡礼者が、参拝の証として納札(おさめふだ)と呼ばれる木札に自分の名前や願いなどを書き、寺に納めたり、建物に打ち付けていたことから、「札」を納める「所」=「札所」と呼ばれるように。
秩父札所がはじまった当時はこの習慣が非常に盛んで、今でもたくさんの札が貼られているのを見ることができます。
※現在は木札を打ち付ける行為や千社札を貼ることは禁止されています
四季折々の秩父の自然を感じながら、徒歩や車、自転車など、ご自身にあったスタイルでお参りすることができます。数回に分けて巡っても問題ありません。
(所要期間目安:車(自家用車)では3~4日、徒歩(電車・バス)では7~8日ほど)
正式な服装は「装束(白衣・輪袈裟・金剛杖)」ですが、決まりはなく動きやすい靴・服装が適しています。
旅ノート型冊子「MY FUDASHO JOURNAL 秩父札所とわたしをつなぐ旅ノート」
①観音堂で参拝する(合掌をして一礼)
②納経所で御朱印を受ける(受けている最中はその場から離れません)
※取り違えが発生しないように注意しましょう
取扱いが多いのは札所1番四萬部寺、札所13番慈眼寺です。
巡礼用品は、秩父札所連合会の公式通販サイトからもお求めいただけます。
納経所にて納経(御朱印)をいただける時間は下記のとおりです。
夏時間(3月~10月)8:00~17:00・冬時間(11月~2月)8:00~16:00
※昼休み(通年)12:00~12:30
| 納経料 | 御朱印 | 重ね印 |
| 納経帳 | 500円 | 200円 |
| 掛軸 | 500円 | 200円 |
| おいずる | 500円 | 200円 |
御本尊お姿 200円(白)300円(紺紙)
秩父地域は自然豊かで、山を背負った札所寺院が多くあります。山林にはクマやイノシシなど野生の動物が多く生息しています。
歩き巡礼の際には「持鈴(じれい)」や「クマ避けの鈴」などを身につけ、しっかりと音を出しましょう。
| 期間 | 令和8年(2026年)3月18日~11月30日 |
普段、扉を閉じた厨子(ずし)の中に安置されている秘仏(御本尊)。厨子の扉を開き特別にそのお姿を公開することを「御開帳」といいます。秩父札所では、34寺院すべてで一斉に扉を開くことから「総開帳」と呼ばれています。
この総開帳は、江戸時代から続く伝統行事でもあり、一斉に普段は見ることのできない観音様が見れることから、秩父地域がパワースポットになるとも言われています。
馬が観音様の眷属(けんぞく)であること、また秩父札所の開創が文暦元年(1234年)の甲午(きのえうま)の年であったことに由来するものと伝えられています。
●秘仏公開
秘仏の観音様を納めた厨子が開かれ、特別に公開されます
堂内撮影NGのため、直接参拝した人しか見ることができません
●御手綱(おてづな)
祈願塔が立ち、秘仏の観音様とつながれた御手綱に触れることができます
●記念御朱印
総開帳期間中は通常の御朱印に加え、記念印が押印されます
記念印は今回の総開帳用に作成されたもので各寺ごとに異なるデザインです
●記念散華(さんげ)
御朱印の際には「記念散華」がいただけます
専用台紙は札所1番・11番・13番・18番・29番・30番・32番・34番で購入できます