龍勢は「椋(むく)神社秋の大祭」に奉納する神事として、代々伝承され続けてきた「手作りロケット」のことです。櫓にかけて打ち上げる様が、龍の昇天の姿に似ていることから龍勢と呼ばれています。伝承技術の相違によって28流派あり、それぞれが独自の工夫をこらすため、各龍勢も個性的なものに仕上がり、30本余の龍勢がこの日打ち上げられます。